こんにちは!ふじよしです!
理学療法士と聞くと大変そうなイメージはあるでしょうか?
実際どんなことを勉強しているの?
学生のうちも大変て聞くけど、就職してからはどうなの?
こんな感じで気になっているかたがいるかと思います。
自分の職業となると尚更気になりますよね。
そこで、今回は理学療法士の勉強は大変なのかということについて自分の体験からお伝えしていきます。
- 理学療法士の勉強は実際どんなことをしているのか知りたい
- 理学療法士の勉強は大変なのか知りたい
- 就職してからの勉強はどんな感じか気になる
ぜひ最後までご覧ください!
結論:理学療法士の勉強は大変です
結論から言うと、理学療法士の勉強は大変です。
これは、大学4年間、PT4年目となった今でこそ思う
本音です。
僕は以下の点から大変さを痛感しているよ。
- 勉強量(範囲)がとても多い
- すぐに結果に結びつかない
- 就職後も勉強が必須
学生・就職後を通して言えることだと思います。
勉強量(範囲)がとても多い
理学療法士の勉強分野は本当に数多く存在します。
選ばなければいくらでも勉強する範囲があります。
学生のうちは国家試験合格に向けて
- 基礎科目
解剖学・運動学・生理学など - 専門科目
理学療法評価学、運動療法学など
これらを幅広く網羅する必要があります。
国家試験にはOTと共通科目があり、精神分野などの勉強も必要だよ!
また、就職後も同様に勉強する必要があります。
それに合わせて、より専門的なことを勉強する必要が出てきます。
深掘りすれば、限界を見つけることはないでしょう。
すぐに結果に結びつかない
これは特に就職後に痛感したことです。
自分の担当を持つようになり、いざ介入してみても良くならないことはざら。
その度に、参考書や動画サービスなどのツールを使い勉強していきます。
かといって勉強しないと知識はつかないし、、、
そんなもどかしさが患者さんを持ち始めると付きまといます。
結果を求めすぎて焦ってしまう気持ちが出てしまうかも!
就職後も勉強が必須
先ほどお伝えしたように、患者さんを治療するために勉強が必須。
1年目の頃は勉強して当たり前です。
しかし、それ以降経験年数が増したとしてもある程度勉強は必要になります。
医学の知識は日々進歩しています。
そうすることで、より良い治療結果を求めることが可能になります。
そのためには、経験年数関係なく日々の勉強を
大切にする必要があるのです。
家庭ができたりするとなかなか大変になるかも、、、
理学療法学生時代の勉強について
続いて、学生時代の理学療法の勉強についてお伝えしていきます。
学生のうちの最終目標は国家試験合格です。
そのために、数多くの科目を勉強しなければなりません。
僕も大学時代は勉強の多さを日々嘆いていた気がします笑
学生時代にどんなことを勉強していくのか、参考にしていただければと思います。
1年次は医療の基礎科目の勉強
主に1年次に勉強する科目は基礎科目が中心です。
基礎科目とは、
- 解剖学
人体の構造についての学習。(筋、骨、靭帯、関節など) - 運動学
動作を遂行するための筋や骨などの組織と力学についての学習。 - 生理学
生体を構成している要素(細胞、器官)がどのような働きをしているのかについての学習。 - 理学療法・リハビリテーション概論
理学療法(リハビリ)とは何かについて学習。
これらが中心となります。
身体の基本的な構造・機能について勉強することが中心。
そのため、入学してから全員が同じスタート地点に立っているようなもの。
ただ、覚えることはかなり多いため勉強はしっかり取り組む必要があります。
基礎科目は1年次のうちからしっかり取り組んでおいて損はありません!
2年次は専門科目の勉強
2年次では、より専門的な内容を学習することになります。
座学だけではなく、実技の授業も増えてきます。
専門科目は、
- 理学療法評価学
患者さんの状態を評価するための方法を勉強する。(可動域測定、筋力測定など) - 物理療法学
温熱療法、寒冷療法など物理的なものを利用した治療法について勉強する。 - 運動療法学
臨床で行う運動療法について勉強する。(関節可動域訓練、筋力強化訓練など) - 義肢・装具学
義肢・装具の種類や使用方法などについて勉強する。 - 整形外科学、内科学、神経内科学
それぞれの科目で病態の基礎を中心に勉強する。
このような科目が対象。
1年次とは違い、より専門的な内容の勉強です。
中には、レポート作成がある授業も!
その分、難しさも感じることが多くなります。
内容の難しさと量の多さに大変さを感じることが増えてくるかもしれません。
3,4年次は臨床実習が中心
3,4年次は、臨床実習が中心となります。
実習は主に4種類行われます。
- 見学実習
実際の臨床現場を見学する実習 - 評価実習
患者さんの状態を評価する実習 - 総合臨床実習
患者さんの評価・治療まで一通り実施する実習 - 通所または訪問リハビリテーションに関する実習
この実習が学生にとっては過酷になることが多いです。
バイザーとの関係が悪かったり課題が多いなど。
現在は協会の方針で、課題に関してはあまり出ないようですが、、、
専門・大学に限らず勉強に関しては実習の辛さは計り知れません。
就職後の理学療法士の勉強について
続いては、就職後の理学療法士の勉強についてです。
理学療法士になるまでも大変ですが、
なってからも大変です。
毎日の業務に加えて
- 勉強会
- 自己学習
というように勉強が必須です。
そんな就職後の勉強の大変さについてお話しします!
日々の自己研鑽が必須
何度もお伝えしているように日々の勉強は必須です。
医療は日々前進していて、新しい治療法などもアップデートされていきます。
目の前の患者さんに対してできるだけ新しい効果のある治療方法を提供したいですよね!
そのために、日々の自己研鑽に取り組む必要があります。
ですが、実際業務が終わって帰宅してから
勉強するのは普通にしんどいです。
休憩もしたいしプライベートな時間が欲しいし、、、
徹夜してまで勉強する必要はありません。
あくまでも自分のペースで無理のない範囲で取り組むのが理想です。
勉強に経験年数は関係ない
経験年数が増しても勉強はする必要があります。
年数が経過しても、分からないことだって普通にあります。
経験年数が10年くらいになる人でも、分からない患者さんは普通にいるというくらいです!
後輩のリハビリも参考にしている人も少なくないと思います。
より新しいものを求めるとなると、先輩後輩関係ないです。
PTでいる限り、勉強はつきまとうというのは覚悟しなければいけません、、、
理学療法士就職後の勉強で大変なこと
理学療法士として就職後の勉強では何が大変なのか。(主に新人)
僕は以下の3つが大変だと感じてたよ!
- とにかく勉強することが多い
- 勉強しないと患者さんを治せない
- プライベートの時間を削られる
それぞれについて簡単に説明します。
新人の頃はとにかく勉強することが多い
まず、勉強しなければいけない量が多いこと。
新人のうちは、国家試験を乗り切ったとはいえ
知識量が不十分です。
また、国家試験の知識をそのまま臨床に活かすことができるかというとそうではありません。
そのため、臨床に活かすための知識を勉強する
必要があります。
- 基本的な病態
- 関節・筋の機能解剖学
- 評価と解釈の仕方
このようなことを一つ一つ勉強していくことが重要。
新人のうちにこれらの知識を身につけておくことで、後々の成長に差が生じてくるよ!
新人理学療法士の勉強方法についての記事も書いてるので、こちらも参考にしてもらえればと思います。
勉強しないと患者さんを治せない
次に、勉強しないと患者さんを治すことができないこと。
これは新人以外のPTにも言えること!
仮に自分の担当で変形性膝関節症の患者さんが新患できたとしましょう。
きたときに、
- どういう評価が必要か
- この人の病期は?(急性期、回復期、慢性期)
- どういう治療が最適か
分からなければ目の前の患者さんにどう対処したらいいかわかりません。
そうならないためには、勉強せざるをえません。
特に、新人のうちはなかなか治らない患者さんに焦りを覚えがちです。
プライベートの時間が削られる
最後に、プライベートの時間が削られること。
勉強するとなると、確実に自分の時間を利用しなければなりません。
- 仕事の日は、帰宅してからの時間
- 休みの日
新人のうちは業務も覚えなければいけないため、やることが多いです。
入社してから数ヶ月は勉強よりも業務が優先になると思います。
一社会人として業務ができないと仕事になりませんからね!
ある程度業務もできるようになってからは、勉強に費やす時間を増やしていくことになります。
特にセミナーや講習を受けると長い場合半日くらい時間が必要になります。
自分の成長のためには、必要不可欠なこと!
取り組む時間は決して無駄ではないため、自己投資だと考えることが大切です。
まとめ:理学療法士の勉強は大変です
理学療法士の勉強は大変です。
しかし、その分自分の成長や患者さんへ還元することができる素晴らしい職業です。
専門性を持たせたいなら、特定の分野の勉強に重きを置くこともできます。
何事もはじめのうちが一番大変です。
続けていくうちに知識や技術がついていき、大変さよりも楽しさが大きくなるかも!
新人・若手のうちにできるだけ多くのことを学んでいきましょう。
新人や若手理学療法士におすすめの参考書を紹介しているのでこちらの記事も参考にしてください!
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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