こんにちは!ふじよしです!
・理学療法士の休みってどんな感じなんだろう?
・働く場所によっても休みの具合は変わるのかな?
・有給もしっかり取れるのかな?
今回は、こういった疑問にお答えしていきます。
理学療法士を目指す人にとって、休日の概要は気になるところだと思います。
仕事を充実させるためには、休みの日数や取り方も重要です。
そこで、理学療法士の休日の概要についてお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
理学療法士の休みはどれくらいあるのか
休みの日数は、正直職場により変わってきます。
ですが、大体週休2日を基本としていることが多いです。
探せば、年間休日が120日を超えるところも!
そのため、理学療法士の休日に関しては、概ね世間と変わりありません。
しっかり、休みをとりながら働けてる仕事だね!
理学療法士の有給取得率は?
有給休暇は、年間休日に含まれません。
そのため、年間休日に加えて希望があれば休むことができます。
理学療法士単体での有給取得率は調査されていませんが、医療、福祉業界のくくりで調査されています。
令和5年就労条件総合調査によると、労働者1人平均年次有給休暇の取得状況は以下の通りです。
企業規模・産業・年 | 労働者1日 平均付与日数 | 労働者1日 平均取得日数 | 労働者1日 平均取得率 |
令和5年調査計 | 17.6 | 10.9 | 62.1 |
1,000人以上 | 18.3 | 12.0 | 65.6 |
300〜999人 | 18.0 | 11.1 | 61.8 |
100〜299人 | 16.9 | 10.5 | 62.1 |
30〜99人 | 16.9 | 9.6 | 57.1 |
鉱業、採石業、砂利採取業 | 18.7 | 11.9 | 63.5 |
建設業 | 17.8 | 10.3 | 57.5 |
不動産業、物品賃貸業 | 17.3 | 10.6 | 61.3 |
教育、学習支援業 | 17.9 | 9.8 | 54.4 |
医療、福祉業 | 16.4 | 10.7 | 65.3 |
令和4年調査計 | 17.6 | 10.3 | 58.3 |
令和5年における調査と、参考までにその他業界(一部)、令和4年の調査計も載せてます。
医療、福祉業の有給取得率は65.3%!
付与される日数に対して、取得する日数の割合が高いんだね!
完全に有給休暇を取得するまでいかなくても、付与される有給の半分以上は使うことができるので、休みも比較的多くなりそうです。
理学療法士の休みは土日?それともシフト?
理学療法士の休日は必ずしも土日休みとは限りません。
特に、急性期病院や回復期病院では365日リハビリをやるところが多いです。
そのため、多くのところではシフト制が導入されています。
反対にクリニックや施設では、日曜+祝日が営業外であることが多いです。
そのため、日曜休みは確保されると思います。
カレンダー通りの休みがいいかシフトがいいかは人にもよります。
僕は入職してからずっとシフト制です!
シフト制のメリットを挙げるとしたら、以下の通り。
- 平日休みがある
役所や郵便局など平日しかやってないところに行ける - 混雑を避けての遠出ができる
- 予約を取りやすい
美容院や飲食店など - 平日特典・割引が利用できる
- 旅行が少しお得にできる
逆にデメリットを挙げるとしたら、以下の通り。
- 家族や友人との予定が合わせにくい
家族や友人が土日休みの場合は、合わせにくくなる - 土日のみのイベントに参加しづらい
- まとまった連休を取りにくい
シフト制の場合だと大きな連休は取りづらくなる - 予定を詰めすぎて忙しくなる
平日にしかできない予定を詰めてしまうことも
メリットもデメリットもありますが、僕はシフト制で結構満足してます。
長期休暇は取りやすい?
勤務先により長期休暇の取りやすさは変わってきます。
クリニックでは、GWや夏季休暇、冬季休暇といった世間的な長期の休みも取ることが大半。
僕はクリニックに異動してから、年末年始に8連休があったよ!
それに対して、病院では365日リハビリをしていることがあるため、お盆や年末年始問わず誰かしら出勤しなければなりません。
病院で働いていた時は、マックス5連休くらいまで取ってました!
夏休みや冬休みは少しずらしていたよ!
ライフスタイルにもよると思うので、休日を重視したい人は、就職を決めるときにしっかりチェックしましょう!
勤務先別で見る休みの特徴
続いて、働く場所による休日の特徴をお伝えしていきます。
これまでに少し触れましたが、改めてまとめていきます。
病院
一般病院の場合は、日曜祝日は休みになることが多く、それに合わせて理学療法士も休みになります。
その場合は、平日にもう1日休みを取るような形になるでしょう。
リハビリがある急性期病院や回復期病院は、365日稼働していることが多いため、基本的にはシフト制になるかと思います。
日曜や祝日に関係なく勤務することは当たり前にあるでしょう。
流石にずっと日曜祝日出勤させることはないから、配慮はしてくれると思います!
夏季休暇や冬季休暇は、他のスタッフと帳尻を合わせながら、自分の希望で休みを取れると思います。
病院理学療法士の仕事について書いた記事もあるので、こちらも参考にどうぞ!
クリニック
クルニックの場合は、クリニックの休診日に合わせて理学療法士も休みになります。
平日に休診日がない場合は、月曜〜土曜の間で休みを取るシフト制になります。
僕のところは平日の休診がないため、月曜〜土曜の間で固定で休みを入れています!
また、GWや夏季休暇、冬季休暇にまとまった休診日を設けることが多いため、そのタイミングでまとまった連休を取れることが多いです。
整形外科クリニックで働くメリット、デメリットについて書いた記事もあるのでこちらも参考にどうぞ!
介護施設
介護施設の場合は、土日祝日休みになることが多く、カレンダー通りの働き方がベースです。
そのため、家族や友人とも比較的予定を合わせやすくなるでしょう。
リハビリ特化型の老人保健施設だと365日リハビリをすることがあります。
僕が1年目に働いていた老健ではリハビリ特化型だったので、365日稼働してました!
なので、休みはシフト制だったよ!
訪問リハビリ
訪問リハビリは、土日祝日休みになることが多く、カレンダー通りの働き方になるのが基本です。
急な休みになった場合は、後日に振替をしたりその日の中で時間変更したりと融通は効くので、そこまで心配することはないでしょう。
養成校の教員
理学療法士の養成校の教員は、学校の休日に合わせて休みになることが基本です。
部活やサークルに帯同することになれば、土日祝日の休みが少し減るかもしれません。
まとめ:自分のライフスタイルは大事にしよう!
今回は、理学療法士の休みについて紹介しました!
理学療法士の休みは、施設形態によって様々です。
プライベートも充実させて、ワークライフバランスを考えるのであれば、自分のライフスタイルに合った雇用形態を重視しましょう!
以下に簡単にまとめます。
- 休日は年間110〜115日くらいが多い。
- 有給取得率は比較的高い。
- 勤務場所によるが、基本的にシフト制が多い。
- 長期休暇も取ることは可能。
週休2日は、割としっかり取れるので、働きやすいです。
生活リズムも比較的安定しているとは思うので、安定して働けます。
自分らしい働き方を見つけて、より充実した理学療法士としての生活を送れるようにしましょう!
理学療法士の仕事の本音について書いた記事もあるので、こちらも参考にどうぞ!
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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