

こんにちは!ふじよしです!
理学療法士になるうえで避けて通れない臨床実習。
実習が近づいてくると不安になりますよね。



・実習中のスケジュールってどんな感じなんだろう?
・先輩PTからのアドバイスがあれば知りたい!
このような悩みや不安を持つかもしれません。
今回は、理学療法実習における臨床現場での過ごし方についてお伝えしていきます!
これから実習が始まる方に参考になればと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
理学療法実習では何をするのか?


実習といっても、実際にどんなことをやるか気になりますよね。
特に初めていく実習は、右も左もわからず行くため何が何だかよくわからないと思います。
もちろん、実習の種類によって異なります。
評価実習では評価もやるし、総合臨床実習では治療介入まで実施したり、、、
詳しい実習の概要は、以下の記事を参考にしてみてください!
でも、1日の実習の中でほとんどは見学の時間になります。



見学が多いからといって、何も考えずただみてるだけの状態は作りたくないね。
臨床実習のタイムスケジュール


実際の実習の流れは、どのように進むのでしょうか?
ある程度わかってると実習に臨むのに気持ちが楽ですよね!
実習において学生に関しては、学ばせていただく立場。
基本的に、実習先の施設が学生のために、その日のスケジュールを組んでくれています。



僕の職場にくる実習生のスケジュール例をお見せします!
あくまでも例なので参考程度に!
8:30から始業なため、だいたい8:00くらいには出勤してきます。
実習生だからといって早く来る必要はありませんが、遅く出勤するよりは余裕を持って出勤するのがベストです。
その日のスケジュールを、朝のうちに確認しておきましょう。
スタッフの出勤はバラバラですが、なるべく一人一人に挨拶ができると
いいと思います!
始業したら、リハビリ室の掃除から始まります。
これは施設により異なるとは思います。
学生だからといって遠慮せず、備品の整備も積極的に行いましょう。
また、スタッフとのコミュニケーションをとれるいい時間でもあります!
リハビリ科で全体朝礼を行います。
報告事項があれば、ここで共有します。
終わり次第、午前中のスケジュールに関してバイザーと確認をとります。
見学に行く先生には、事前に何時に見学を行くのか伝えられるとベストです。
9:00~12:00まで介入の見学があります。
僕の職場では、1人のセラピストにつき1時間見学を入ることが多いです。
評価実習や臨床総合実習の場合は、見学だけでなく評価や介入も行います。
初めはこちらで指定した人に見学をつきますが、徐々に自分が見学に入りたい人につくというスタイルで進めています。
クリニックでは、患者さん一人に充てる介入時間が短いため、なかなか質問する時間を取ることが難しいのが現状。
見学時に聞きたいことをまとめて、隙間時間に聞いたり許可をもらって見学中の質問も行うことで自分の疑問を解決できるようにしましょう。
午前中の内容をまとめたり、フィードバックを受けたりします。
気になったことはどんどん質問するようにしましょう。
お昼休憩は自分で有意義に活用しましょう。
しっかり休むことで、午後の時間に集中して臨むことができます。
学生は寝れないのがきついと思いますが、、、
自分のやる課題や作業に夢中になって休むことを怠らないように!
午前と同様に介入見学を行います。
基本的には午前と同じような感じです。
時には、Drの診察見学に入ったり、医事課や放射線といった他部署の見学も行います。
他職種がどのように関わっているのか知ることは、働いていくうえでとても重要です。
午後に行ったことのまとめを行います。
この時間で、その日のデイリーノートもまとめるようになっています。
合わせて、バイザーに質問することもまとめておくとフィードバックの時に話を進めやすいと思います。
1日を通してのフィードバックをバイザーと行います。
この時間が、唯一その日の中でしっかりバイザーと話をできる時間になります。
1日を通してわからなかったことや気になったこと、意見があれば積極的に話をするようにしましょう。
バイザーとの関係性を築くためにも、このような時間を大切に!
終了次第、帰宅。
ざっとこんな感じの流れになります。
ある程度決まった流れにはなりますが、有意義に過ごすかどうかは自分次第。



長いようで短い期間だから、1日1日を大切にしたいね!


現役PTから臨床実習を乗り切るためのアドバイス〜臨床現場編〜


実習を乗り切るために、僭越ながらアドバイスをお伝えします!
実習は必須になるので、落としたらアウト。
辛いこともあるかもしれませんが、乗り切るために大事なことをお伝えできればと思います。
学生として素直に、謙虚に取り組む
1つ目は、常に素直で謙虚な姿勢を持つこと。
実習生は、スタッフや患者さんの時間を使って、学ばせてもらう立場にあります。
バイザーも、自分の業務にプラスアルファで実習生の面倒を見ています。
適当な感じが出たり、態度が悪かったりすると確実に悪目立ちします。
実習中は学ばせてもらう立場であることを自覚し、アドバイスを素直に受け入れ謙虚に取り組む姿勢を見せましょう。
言われたことをやれるのとやれないのでは、雲泥の差があります。
実際に行動に移すことで、バイザーやスタッフからの印象が良くなることは間違いありません。
分からないことや気になることはとことん聞く
2つ目は、分からないことや気になることをとことん聞くこと。
臨床は、普段の勉強していることを活かす場です。
実際に働いていても分からないことは多々ありますが、学生の場合はほとんどのことがよく分からないことばかりだと思います。



何が分からないのかも分からないかも、、、



そうだよね!僕も実際そうでした。
目の前で起きていることが、その場ではなかなか整理がつかないことも多々あります。
そのため、本当に素朴な疑問でもいいので聞いてみるといいでしょう。
- 何の評価をしていたのか、なせそれをしたのか
- どのような意図で治療をしているのか
- 何を意識して介入を行なっているのか
こういったことでも全然構いません。
より多くのスタッフに質問をして、様々な考え方を吸収できるように取り組みましょう。
また、治療中や作業をしている際に質問に対応することが難しい場合もあります。
そのため、質問をする前に、「今、質問してもよろしいでしょうか?」といった断りの挨拶を入れると印象が良くなります。



社会人になってからも役に立つため、学生のうちから身につけられるといいね!
バイザー、スタッフとのコミュニケーションは積極的に!
3つ目は、バイザー、スタッフとのコミュニケーションを積極的に取ること。
学生は一人のことが多く、知り合いが周りにいない状況です。
実習を円滑に進めていくためにも、バイザー、スタッフとの関係を築くのはかなり重要なポイント!
そのためにも、やはりコミュニケーションを取ることが必須になります。



自分の性格もあるから、苦手な人もいるかもしれません。
僕もコミュニケーションを取るのは苦手な方です、、、
初めは緊張して難しいかもしれませんが、徐々に話す機会を積極的に増やしていきましょう!



僕は、若手のスタッフとコミュニケーションをとっていた記憶があります。笑
失敗を恐れずトライする
4つ目は、失敗を恐れずにトライすること。
学生のうちは、失敗してなんぼです。
社会人になって、年数を重ねていくにつれて失敗ができなくなってきます。
また、分からないことの質問もしづらくなります。
その失敗が、後に経験になって活きる時が必ずきます。
もちろん、ただ失敗するだけでは良くありません。
- なぜ失敗してしまったのか
- 次に活かすにはどうすれば良いか
というように、次に活かすための失敗にできるように意識しましょう!


まとめ
今回は、理学療法実習における臨床現場での過ごし方についてお伝えしました。
実習が始まると辛いことも確かにあります。
ですが、意外とあっという間に終わるため、限られた時間でより多くのことを得たいところ。
実習期間の服装について書いた記事もあるので、こちらも参考にどうぞ!
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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